揺り籠からハプバーまで

・転職が決まった。約2年ぶりのフルタイム職。仕事が決まって一番うれしいのが、各方面への義理やらポーズやらが立つということ。家族も親族も人付き合いも何もなければ、良くも悪くも、もっと滅茶苦茶なキャリアになっていただろうな、と考える。

・完全な無職期間は結局6か月だけだったのだが、生活が維持できるのなら10年でも20年でも無職を続けられそうな気がする。少なくとも、働かないことの罪悪感や社会とのかかわりへの渇望など、金銭的困難以外でのマイナスの感情はいっさい湧かなかった。金をしこたま稼いで、10年以内を目安にまた無職をしたい。

自分で言うのも何だけど、家族のいる人間とは思えない言い草だな。

電子タバコ、結局吸わなくなってしまった。転職先で吸う機会があるだろうか。

・新居での人付き合い、妻の周りのベトナム人コミュニティしかない。とても気が楽だが、ここでも自分の吸っているタバコが一番安い。

・息子、足の傷も癒え、元気にあちこちを駆け回って、バッタを捕まえては虫かごに気の毒なくらいギュウギュウに詰め込んでいる。最近のお気に入りは、宇宙探査機と肝臓。対人的にもわがままかつ甘えん坊で、同年代の子と遊んでいるのを見ていると、何かやらかさないかと心配で落ち着かない。妻は、子ども同士のことは子どもたちに任せておけば、と言うが。こういうところは自分の日本人的なところかもしれない。