"河原温"で検索すると”湯河原温泉”で検索結果が埋め尽くされたあの頃のYahoo検索を振り返る

・前回の記事からずいぶん期間が空いた。何回か近況を取りまとめて書こうとしたが、その都度どうにも書ききれなくて投げ出してしまったのである。今回は果たして。

・中古デスクトップ購入。用途は長男が欲しがっているマイクラと自分用のCities: Skylylines。CPUやらグラボに関する基礎的な知識を入れながら1ヶ月ほど検討していたが、Ryzen5 2600, GTX1650, 8GB, SSD256GB, HDD1TBの中古BTOが売りに出ていたのでほぼ即決に近い形で購入。メモリは8GB*2の16GBを買い足し。しめて約5万。今後Ryzen7 3700X(中古)あたりに換装できたらいいな、と考えている。当然金銭に余裕などなし。

・嵐におびえる羊のようにコソコソと生活しているおかげで、1回目のコロナ感染以降は家族全員無事でいる。両親も決して軽くはない手術を乗り越えて元気でいてくれている。健康は何にも代え難いものだ。

・長男、一緒に遊ぶお決まりの友達ができる。1つ上の子と2つ上の子。1日ごとに絶交と仲直りを繰り返しており、濃密で流れのはやい時間を生きているのだなと感じる。ただ、休日の朝8時に家に遊びに来るのはやめてほしい。

入学以降ずっと学年一の巨体の座を守ってきたがとうとう他の子に身長を抜かされたようだ。一方で内面の成長は著しい。叱られているときに拙いながらも理屈を交えて反論したり、自分の置かれている状況を客観視したり、大人が欲しがる「良い子の答え」でお茶を濁したりするようになった。もちろん嘘や誤魔化しも多くなり、隙あらば宿題をあの手この手でサボろうとするのには今でも手を焼いている。

対人関係は未だトラブル続きのようで、担任教諭との面談で、情操面の安定と自己肯定感の涵養のための特別教室への参加をすすめられる。すべて伝えた上で本人に決めさせたところ、悩んだ末に参加しないという決断をした。メリットもデメリットもある中で、自分の未来に関して決断を下すのは簡単ではない。成長を感じた出来事だった。

・長女、だんだんと個性が出てくる。食事では、甘いものを好まず、塩気の強いものを好む(最近ようやく果物を食べられるようになったが)。一時期は食べる量が少なかったが、こちらも最近は改善されてきた。子供用のジャングルジムがお気に入りの様子で、見ている側が心配になるようなアクロバティックな体勢で昇り降りしている。また、身に着けるものに興味があるようで、自分の服を体に巻き付けて手提げ紙袋を担いだ装いでこちらに見せに来る。Youtubeのお気に入り変遷は、ハチャトゥリアンのLezginka→日本語の童謡→Lady Gagaアンパンマン→Otava Yoと来て、今ではしまじろうに落ち着いている。

・妻、生命保険加入を熱望。いわゆる「家の次に高い買い物」。半ば強引に保険代理店に連れていかれ、初回相談が終了。妻が執拗に掛け捨て型の保険(死亡時の受取額が高いタイプ)を推してくるのに結構本気で怯えている。

・3年の忍耐の末に妻、長男、長女を里帰りさせることに成功。義両親には時間がかかってすまないと言う他ない。自分自身に関して言えばもう6年間も向こうの家族と顔を合わせていないので来年は家族そろっての帰郷となるよう節約に励む。

・仕事は心穏やかにやれている。あとは収入だけだ。

・高校時代からの友人たちとお互いの仕事プレゼン大会開催。この歳になると、それぞれが各分野で責任あるポジションについているのだと知る。そんな中で自分の発表でそれなりの笑いが取れたことはささやかな喜び。

・昨年あたりからラジオを聴く習慣が復活。井手功二ゲルゲットショッキングセンター以来、20年以上ぶり。皿洗いや洗濯物干しなどの単調な作業中今までは煩瑣な思考が頭を占めていたのを他人のお喋りに置き換えた感じ。ANNなどの芸人ラジオを中心に聴いていてもちろん楽しいのだが、番組側が想定している視聴年齢層から自分が離れてきていることを感じてしまうこともあり、少し乗り切れないでいる。それにしてもradikoとワイヤレスイヤホンという文明の利器が無ければおそらくハマることはなかっただろう。

・娘、コロナ陽性。娘のクラスも閉鎖。幸い症状は発熱のみだったため自宅療養となったのだが、夫婦そろって仕事は一週間以上出れず。さらに娘と同じ部屋にこもって看病していた妻も3日遅れで症状が出ており、これからが地獄の始まりといった様相。

・家にこもって4日間ほどで家事以外特に何もしていないのだが、早くももっとボーっとする時間が欲しいと思い始めた。自分の無職の才能が怖い。

・常勤3カ月。以前のような綱渡りはせずに済んでおり、結果家族の笑顔が増え、それだけで価値があるのだろう。懸案だった自転車保険にも加入できたのは今年初めてのうれしいニュース。

・おそらくだが糖が発症している気がする。体のあらゆる毛細血管がつまるイメージが常に頭の中にあり、おびえる日々。

・妻、本格的に仕事復帰。加えて夫が帰宅するまでの家事育児をこなすため、明らかに疲れが出てきている様子。子供たちへの愛のみをモチベーションに自らを必死に支えているようで心が痛む。引き続き自分の担当分を増やせないか模索中。

・娘、発達順調。笑顔多し。一時期食が細かったが、現在は問題なさそう。帰宅した父の顔を見て喜色満面で迎えるなど、情緒豊かに育っている。音楽、特に手拍子でのリズムに興味を見せる。

・息子、人間関係に難多し。同級生から5年生までを相手に日常的に小競り合いを繰り返しているようで、こちらから手を出すこともあるとのこと。本人に道理を諭すのはもちろんのこと、場合によっては父が出張って盾になってやる覚悟も必要か。

一時は完全に心が離れたと思われた将棋は、ここにきて週2ぐらい対局をするようになった。もちろんインセンティブとして、傍らにはデカフのコーヒー、テレビでBGM付き、勝った場合にはご褒美としてゲーム1セット。父にとっても楽しみな時間になりつつある。

・趣味、文化に費やす時間が少なくなり、消耗した精神を麻痺させるための単純な娯楽消費が増えてきた。この傾向が続けば、眉間にしわを寄せて本や音楽の中でのたうちまわっていたあの十数年間だけが、人生の中の特異な期間となるのだろう。

・2nd shot done. かなりの割合で強めの副反応が出ると聞いて珍しく事前準備を整えたものの、肩を含む関節の痛みと申し訳程度に37.0の微熱が出たのみ。とはいえ抗体が増え始める接種後2週間がくるまで不安であることに変わりはなく、感染者数爆発を伝えるニュースと娘の寝顔を交互に見ながら外出におびえる日々。お盆の墓参りも今年は見送りか。

・息子、できないことや理解できないことを露骨に避けるようになる。興味のある分野がだんだん狭まっている気がして心配になる。

・娘、遅ればせながら首座る。

こちらが笑いかけると満面の笑みで返してくるなど、表情の豊かさに拍車がかかる。歌がお気に入りらしく、童謡を歌ってあげると非常にビビッドに反応する。特に子守歌は初めて聞いた時から目を丸くしてこちらを見つめるなどする。

・金は相変わらず綱渡り。

 

 

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・got 1st vaccinated, waiting for 2nd. 妹の旦那(あまりにも心理的距離がありすぎて義弟と呼びにくい)の家族として職域接種にjoin。接種会場で活き活きと働くスタッフや医療従事者の姿を見ながら、もう彼らのような人々と同じ目線で仕事をすることはこの先ないのだろうな、とぼんやり考える。

事前に聞いていた程度の副反応はあり、当たり前のことだがいくら道を外れようが己は人間ではないと嘯こうが、医の前にはただの一個の人間の身体でしかないのだ。

金策、同じ過ちを繰り返す。

・息子、あっという間に漫画にはまる。ドラえもんの漫画をゲラゲラ大声をあげながら読んでいる。もちろん面白いのだが、そんなに笑いどころのある漫画だったか。本人もすぐに漫画づくりに没頭するやいなや50ページ近くのギャグ大作を描き上げ、父に読んでどこが面白かったか教えてくれ、と言う。最初のうちは考古学者よろしく汚い字の解読に勤しみながら感想を伝えていたが、とうとう最後まで読み通すことができないまま、本人の熱が先に覚めてしまった。もう少し踏ん張っていたら、とも思う。

また、誰から教えてもらったのか、釣りというものがえらく楽しいらしい、俺も行きたい、とせがむので、奥多摩の釣り堀へ。前日に釣った魚を入れるための安い発泡スチロールの箱と保冷剤のみを買っておき、竿と餌は現地でレンタル。父自身釣りなど20年以上ぶりなのですべてが手探りでのスタート。周りの家族が数分ごとにバンバン釣れているのを横目にまったく掛からず。キャストした針から数秒で餌がかすめ取られていく。最終的に餌の粘度を調整することで解決。ニジマスを3匹ほど釣りあげ、その場で内臓を取り除いてもらい持ち帰る。ちなみに息子は釣り上げたばかりのニジマスの動きの激しさに完全に怯み、手で掴むどころか近寄りもせず。最後になってようやく死にかけのニジマスをおっかなびっくり握り、祖父母への報告用の写真を撮ることができた次第。帰りは蕎麦屋で昼食。まるで親子みたいなことしてんな。

・息子の将棋熱がひいていくのと同時に父の詰将棋ブームが到来。

・娘、健康。首はまだ完全には座らず。首を支えながら何とか垂直に抱っこができるくらい。体重は4か月で7.5kgでやはり大きめ。息子の時と比べこちら側からの睡眠のコントロールがしにくく、本人が寝たいときは何があっても起きず、逆に眠くないときは何をしても寝ない。ここ数週間で指しゃぶりの癖があらわれ、対策を妻と協議中。

・いずれにせよ金がないこと以外は、すべて順調。本当に金がないことだけだ。どうにか目をつむってくれまいか。

・娘、1か月半。すばらしいことに健康そのもの。日を追うごとに表情が豊かになり、動くものを目で追うことも増えてきた。

反面、出産に伴う社会や人付き合いの諸々は滞りがち。

金策、何とか追いつく。

・第二子誕生。子、母ともに健康。文字通りの意味で有難いことである。

・フルタイムから離れて幾星霜。すでにポイントオブノーリターンは超えてしまった気がする。このまま荒野を行くか。

・長男、将棋熱が続く。そろそろ将棋教室へ連れていくべきか。