晩夏の空に股擦れの音が響き渡る

・もっぱら怠惰に由来する困窮・不実に満ち満ちた日々。これは、ひょっとしたら、世間が言う「破滅」というものではないだろうか。頭下げながら少しずつ取り戻すしかなさそう。

・いい飯が食いたい、いい家に住みたい、いいカバンが欲しい、旅行に行きたい、などの非常にわかりやすい欲もあるのだが、それをモチベーションとして己を駆動するにはあまりにも執着が少なすぎる。そういった欲が生活に占める割合は、性欲あたりと同じくらい限られている。

・家族も知らないところでひっそりと100㎏の大台に乗る(一時的ではあるが)。ネガティブな数字ではあるが、誰もが到達できるわけではないという点で、少し誇らしい気持ちにもなる。

・新しい活動につながるかもしれない宿題に手をつけられないでいる。10代のころから変わってない。

・息子、一時帰国から帰ってきては堪え性がますます無くなっている。少し叱っただけですぐに「お父さん嫌い!」と目に涙を浮かべる。

最近はキノコブームも漢字ブームも落ち着きを見せ、昆虫採集に力を入れている様子。嫁はサッカーや野球を習わせたいようだが果たして・・・。