男根 No.2

・コロナウィルスの流行により家にいる。仕事がなけりゃ金はない。もし世間の釜のどこかにひびが生じつつあるのなら、やせ細った腕にのこった最後の筋力を振り絞って穴をあけてやりたい気持ちはある。

・このタイミングで体調を崩しているのだが、どうやら糖の方が発症しているっぽい。コロナ感染時の重症化リスクもさることながら、この先待ち受けているであろう味気ない食事の日々を想像してしまい暗澹たる気持ちに。

・タバコとギャンブルは一時的にお預け。どちらとも生きてりゃこの先いつでもできる。

・まったく閉塞感を感じていない自分に気づく。軒並み店が閉まっててブラブラしにくくなったくらい。

・転居、粘りに粘っていたが最終的にdoneしそう。「無事に」や「成功」と言いにくいのは、今の住居環境が妻と子どもにとって理想的と考えており、家賃の問題さえクリアできれば住み続けたいと考えているから。

・子、卒園式と入学式は開催されたものの、しばらく休校が続きそう。本人はのんびりしたもので国旗や国を覚えたり、オリジナルの国や言葉を考えたりしている。そのうち、地理、気候、産業、風俗、近隣国との外交なんかを一緒に考えていって、プロジェクトとしてgithubあたりで管理していったら面白いだろうなー、など。

最近は自分が生まれた時の周囲の反応ことを盛んに気にするようになった。自分が少しでも大事に扱われていないと感じるや否や、「せっかく生まれてきたのに・・・」と独り言つ。自らの起源に目を向けだしたら、それはもういよいよ人間だよ。