ミクシィの日記を今になってやり直している感じがする

・新居への引っ越しから4か月。Wifi環境がなかったりで随分長いこと更新をしていない。書きたいことは特に無いものの忘備録として残しておきたい、くらいの出来事は多く、とてもすべては思い出せない。

・子、引っ越ししてから友人関係が完全に見えなくなった。担任からも心配の直電あり。学校では完全に孤立しているわけではないらしいのだが、ちょっかいを出したり出されたり、周りとの摩擦や衝突がひんぱんに発生する、との先生談。本人の打たれ弱く我慢の利かない性格も一因なのだろうが、どこまで本人に寄り添えば良いのか。学校での交友関係を聞くも「忘れた」「知らない」の一点張り。本人がSOSを出せない(出したくない)可能性も見逃したくはないのだが、果たして。そうかと思えば、同級生の女の子(しかも下の名前で呼び捨て!)と一緒に登下校するなど、自分の子らしからぬ社交性もあり、これから次第のような気がする。

趣味の面ではレゴ期が再来。また祖父母からもらったボードゲーム盤でチェスと将棋に熱中。また、最近はコロナ禍で中断しているが、一時は週一の図書館通い(とその後のカフェでのお茶)も気に入っていた様子。Youtubeで見たベジャール振付のボレロを面白がっていたので似たようなのを見せてみようと思う。

・金銭面では綱渡りが続く。何とか奥さんに安心してもらいたい一心で、その場しのぎの嘘をついてしまう。

・コロナ禍が始まって以来、何回目かの体調不良。熱はなく咳もほとんど出ないのだが、軽いのどの痛みと動悸。生きたい。

・友人関係は完全にダメになってしまうかもしれない。目の前でダメになっていくのを眺めている状況。

・プレッシャーのかかる状況は勿論のこと、比較的楽な状況からも簡単に逃げ出すようになってしまった。義理や道理が折られて曲げられて畳まれているのを日々感じている。

とはいえ、事務手続きの中でも最低限の類のことはやっていて、完全な堕落ではない、ということを誰かに褒めてもらいたいのだが、まあ無理でしょうね。

数年前は診断を受けて投薬を受ければひょっとしてマトモな生活を送れるのでは、と考えていたが、今の今まで継続して通院もできない人間には荷が重い。

事務手続きの最低限、すなわち子の転校手続き。引っ越しのアレコレ。事務手続きの隙間を縫って人間付き合いが顔をのぞかせるので満面のスマイルで乗り切れ!

・妻の腹の中のロウソクに灯がともった。2人目。目出度い以外に言うことなど一つもない。金?知らん、どうにかする。

・子、夏休み中の思い出として墓参りのついでに国立科学博物館に行ったことを嬉しそうに発表していたと先生からの報告。感極まり一瞬言葉を失う。まるで人の親みたいじゃないか。ただ、ろくに展示も見ずに腹が減ったもう帰ろうと喚いていたのは忘れてないぞ。

Scarborough fairやAssociationのWindy、ShostakovichのWalz No.2、なんとなしに本人に聞かせた中で気に入ったもの。まあ、興味の移り変わりが早くて目が回る。本人には世界はどう映っているのだろうか。

・主力のラップトップ不調。2GBでよく働いてくれている方だけど、動作の遅さなどを考えても代替機を探すべきか。いつの間にか家にあった前職のラップトップをこじ開けて使う、もしくは予算3万前後で中古機を買う。現金はあるとはいえ借りた金だからなあ。

・友人から会社を設立して某分野での仕事を手伝わないかと持ち掛けられる。法人として登記すれば金はかかるが、踏ん切りがつかなかった他の仕事もしやすくなるだろうが、さて。

・コロナ禍の中で3回目の体調不良(風邪の症状)。前回2回は乗り切った。今回は果たしてどうか。重症化しやすい条件がそろっているため、風邪の症状が出るたびに生命を失いうる可能性を勘案しなければならず、「もうタバコはやめるから今回は生かしてくだせえ」、「せめて生命保険に入ってからにしてくだせえ」、挙句には「心を入れ替えて真っ当な人生を送るんで何卒命だけは!」と思ってもいないことを神に祈るはめになる。

・子、楽器に興味を持つ。あくまでも博物学的興味で、自分で演奏したい気持ちはあまり強くない様子。Youtube古今東西の楽器を見せたり、楽器屋に連れて行ったりしたが、一番反応が良かったのがハードオフの楽器コーナー。モノはもちろんギターが一番多いのだが、ジャンク品を含めればかなりの種類の楽器が取り揃えられており、1時間以上滞在することとなった。それにしても興味の移り変わりの早さよ。

・引っ越し時期決まる。手続きの煩雑さもあり、気は乗らぬまま。

・何も動けず、今回の感染拡大で止まっていた時が動き出すのをじりじりと待つ。他の人々と違い、動き出したところで何も変わらないのだが。

金策うまくいく。数年後の自分にとってもよい選択肢でありますよう。

・自分よりはるかに生活が安定している人々がコロナ禍で右往左往しているのを見るにつけ、気づいていないだけで自分はとっくの昔に破滅していて、ある日突然奈落の底に突き落とされるのでは、と考えてしまう。コヨーテがロードランナーを追いかけて崖から落ちるシーンを思い浮かべればよい。獲物を夢中で追いかけるコヨーテが崖の淵からすぐに落ちることはない。かならず崖の延長線上の空を慣性で数メートル進んだところで地面がないことに気づき、「それでも歩いている自分」という矛盾に行きついた瞬間に落下するのである。

債務の正確な計算なぞ決してしてはならない。地面に落ちてしまうから。

・子、最低限の音楽の素養はあったほうが望ましいだろうと考え、それとなくYoutubeで有名どころの交響曲やキャッチーな小品を聞かせていたのだが、先日とうとう「この音楽、大人のやつだから嫌!」と言われてしまった。子育てはおしなべて期した通りにいかない、というのは理解しているつもりだが、こうも王道パターンで失敗してしまうとは。

一方ヘビーローテーションなのが、Dschinghis KhanのMoskau。また、クラシックは嫌いと言いながらも、『剣の舞』や『レズギンカ』あたりはあまり抵抗がない様子。好みが見事に自分と同じだな、とすこし感慨深くなるが、すぐに自分の趣味が幼いころから変わっていない可能性にも気づき、押し黙ってしまう。

男根 No.2

・コロナウィルスの流行により家にいる。仕事がなけりゃ金はない。もし世間の釜のどこかにひびが生じつつあるのなら、やせ細った腕にのこった最後の筋力を振り絞って穴をあけてやりたい気持ちはある。

・このタイミングで体調を崩しているのだが、どうやら糖の方が発症しているっぽい。コロナ感染時の重症化リスクもさることながら、この先待ち受けているであろう味気ない食事の日々を想像してしまい暗澹たる気持ちに。

・タバコとギャンブルは一時的にお預け。どちらとも生きてりゃこの先いつでもできる。

・まったく閉塞感を感じていない自分に気づく。軒並み店が閉まっててブラブラしにくくなったくらい。

・転居、粘りに粘っていたが最終的にdoneしそう。「無事に」や「成功」と言いにくいのは、今の住居環境が妻と子どもにとって理想的と考えており、家賃の問題さえクリアできれば住み続けたいと考えているから。

・子、卒園式と入学式は開催されたものの、しばらく休校が続きそう。本人はのんびりしたもので国旗や国を覚えたり、オリジナルの国や言葉を考えたりしている。そのうち、地理、気候、産業、風俗、近隣国との外交なんかを一緒に考えていって、プロジェクトとしてgithubあたりで管理していったら面白いだろうなー、など。

最近は自分が生まれた時の周囲の反応ことを盛んに気にするようになった。自分が少しでも大事に扱われていないと感じるや否や、「せっかく生まれてきたのに・・・」と独り言つ。自らの起源に目を向けだしたら、それはもういよいよ人間だよ。

・毎度銭を失っては頭を下げ失っては頭を下げの繰り返し。退屈ではないのか。

・高校の友人たちの集まりに人の金で参加。いい年齢の大人に決して重くならないように気を使いながら根気よく基本的なアドバイスをくれる良い友人たち。金や物じゃなくて何か変な生き方を示すことで恩を返せたらな、と思う。

結局努力なしでは何もできないと指摘され、何も言えなくなってしまうのが悔しい。

金稼ぎをはじめとした社会生活が苦手なだけで、人生をやっていくこと自体は得意だと気付いた、と嘯いた瞬間なぜか拍手がおこった

・目標を定める、目標までの道程を測る、タスクを細分化する、タスクをこなす。どれもできていない。気の進まないタスクがあると怒られるまで平気で先延ばしにする。ソフトランディングのみ上手になった。こう何もできないと、たまに自分を人間の形をした非人間だと思いたくなるが、冷静に考えるとその認識は人間への過剰な期待の裏返しだと思う。

iPadのゲームにはまる。時間泥棒。

・妻の友人たちが帰国してしまった。何か気のまぎれることをしてやりたいのだが、肝心の自分にその余裕がない。

・帰国時に持たせてもらったiPhoneが充電できなくなったので、適当なMotorolaの中古スマホを通販で買ったのだが2週間足らずで画面がブラックアウトし、結局再び中古のiPhone SEを買う羽目に。もう最初のスマホを返品する気力もない。

・重力に逆らって立つ気なし、地を蹴って歩く気なし、だが生きる気力はある。

・息子、異常気象の本を祖父母に買ってもらう。

金もないので多摩新都市圏構想(仮)を考えて無聊を慰める日々

・身から出た錆とはいえ、金のやり繰りかなりツライ。人生でスマートだったことは一度もない。

・いろいろなリクルーターからLinkedin経由で連絡が来るが、こちらが履歴書を送った瞬間に連絡が途絶える。そんなにダメっすか。てめえら俺を採らなかったことを絶対後悔させてやるからな、という気概もまだある。

・喫煙、若干復活しつつある。今は仕事に行く前の一本で済んでいるが、以前は我慢できたシチュエーションで喫煙欲がむくむくと頭をもたげてきている。どうにか堪えたい。

・息子、ことあるごとに日本に対するベトナムの優位性を確認してくる。それだけベトナムで楽しい日々を送ったのだろう。日本語で話しかけても”ノイティエンヴィエッディー!(ベトナム語で話して!)”と返すので、そのたびにさみしい気持ちになってしまう。英語の本をたまに読んでやるのだが、ある程度単語の読み方規則を把握しているつもりらしく、potやhotなどは教えていないのに読めるようだ。ただしbootやfootも同じ音で読もうとするので英語における表記-発音の不規則性の罠に思いをはせると同時に、今度はドイツ語でも教えてやるか、と企んでいる。

本日、仕事終わりの父親のシャツをかいで一言「犬みたいな臭いがする !」どういうことじゃ「だって、ベトナムに犬がたくさんいてメチャメチャくさいんだよ!」働き者の臭いということにしてほしい。